パラドックスを味わう(2021年度 基礎セミナーA)

基本情報

このページは、名古屋大学で2021年度前期に開講される、 基礎セミナーA「パラドックスを味わう」のページです。

お知らせ


概要

一見妥当な論理的・科学的推論から導かれているものの、 直観的に許容し難い帰結のことをパラドックスという。

本セミナーでは、哲学、数学、物理学、天文学、社会学、経済学など、 様々な分野で見出されたパラドックスを観賞し、それらの調査・分析・議論を通して、 学習研究において重要な論理的思考や科学的議論を体験する。

実施内容

各自、これらのトピックからテーマを選択して文献を精読し、さらに 調査・分析を行なった結果を発表し、参加者間で議論を行なう。 さらにその議論を踏まえてレポートの形でまとめる。

受講者は最低一回、プレゼンテーションを行なう。 状況に応じて中間レポート課題などを出す場合もある。

トピックと文献の例

ここに挙げたのは一部の例であり、これ以外のパラドックス、または、 パラドキシカルであると思われる現象を自由に取り上げてもよい。
  1. 嘘つきパラドックス,ラッセルのパラドックス:[5] 2章,[15] 5章
  2. ガリレオのパラドックス,ゲーデルの不完全性定理:[16] 0〜2章,[3] pp.216--237
  3. バナッハ・タルスキのパラドックス:[3] pp.48--73,[7]
  4. ソリテスパラドックス:[5] 3章,[15] 2章
  5. ヘンペルのカラス,帰納のパラドックス:[1] 2章,[14] 4章
  6. フェルミのパラドックス:[9] 1〜2章+α
  7. モンティホール問題:[17] 1〜2章
  8. ゼノンのパラドックス,トムソンのランプ:[3] pp.26--46,[1] 8章(,[15] 1章)
  9. P≠NP:[1] 9章
  10. 双子の地球:[1] 10章
  11. 中国語の部屋,チューリングテスト:[1] 11章,[18] 10章
  12. 囚人のジレンマ,ゲーム理論のパラドックス:[1] 12章,[3] pp.146--164
  13. テセウスの船:[1] 5章
  14. ぬきうちテストのパラドックス:[3] pp.166--186,[1] 6章
  15. 社会的選択理論のパラドックス:[13] 1〜4章
  16. 擬似科学のパラドックス:[14] 5章

スケジュール(仮)

実施の順序は入れ替わることがあります.

参考:様々なパラドックス

哲学・論理学

数学

物理学・天文学

社会学・経済学

参考書